ピアサポート
ピアサポートとは、同じような立場の人による助け合いや支えあいと訳されます。
ピアデザインでは、精神的に困難な経験や体験をしたスタッフも働いています。例えば、キャリアデザイン(就労B)では仕事を通し、メンバーやスタッフがお互いにサポートし合いながら、協力して働いています。(協働モデル)

ストレングス
ピアデザインは、コミュニケーションが多い事業所です。背景には、病気や障がいの課題や問題点に焦点を当てるのではなく、その人ひとりひとりの強み(良いところ)に着目し、それぞれのペースでリカバリーをしていくことを大切にしています。

クラブハウス
ピアデザインでは、メンバーとスタッフが協働して事業所の運営を行っています。
1940年にアメリカのニューヨークで始まったクラブハウスは全世界に広がりました。日本でもクラブハウスモデルを取り入れているところがあります。運営にあたり、メンバーひとりひとりが中心になり、それぞれが役割を持ち働くことも特徴です。

当事者視点の発信
キャリアデザイン(就労B)では、教育機関や医療福祉機関、研修会や学会などで「自身の経験を語る」リカバリーストーリーの講話などを行っています。広域に渡り、精神的困難を経験した当事者の視点から、今後のよりよい精神保健福祉の発展や地域の中で精神疾患の理解促進を目的に情報発信しています。
